道路の音や電車の騒音を防ぎたいために二重サッシで防音をすることを検討している方は、いるでしょうか。
二重サッシは、既存の窓の内側に窓を追加して設置するものですが、二重サッシは防音の役目というよりも断熱性能が上がる役目のために設置するものです。
二重サッシで防音をするためには、窓ガラスの種類を防音対応のガラスにすることがポイントだと言えます。
今回は、二重サッシで防音には、ガラスの種類がポイントの話をします。
二重サッシで防音には、ガラスの種類がポイント
私の自宅でも全ての部屋に二重サッシを設置していますが、断熱性能の向上が体感的にも感じ取ることが出来ます。
そして、気になる防音ですが、家の外で人が話している声や鳥の声などは聞こえなくなります。
でも、私の自宅の周りでは飛行機の音が聞こえるのですが、音は小さくはなりますが、聞こえなくなるようなことはありません。
また、トラックのような大きな車の重低音の音は、普通のガラスの二重サッシだけでは防ぐことが出来ません。
もちろん、普通のガラスの二重サッシを設置しただけでも、今までよりも遥かに防音になることは体感することが出来ます。
普通のガラスの二重サッシを設置する場合というのは、騒音で悩んでいるというより、冬の寒さで悩んでいる方が二重サッシをすることで断熱性能の向上が出来るために設置するものです。
騒音で悩んでいる方は、普通のガラスの二重サッシではなくて、防音ガラスを利用した二重サッシにすることが良いと思います。
二重サッシで防音ガラスを検討
二重サッシのガラスは色々と選ぶことが出来ますが、騒音で悩んでいる方は防音ガラスを設置することが必要です。
私の自宅で設置した二重サッシのガラスは、単層3mmのガラスでした。
これだけでも通常の日常生活の音であれば、防音効果になると感じていましたが、車や飛行機、電車の騒音など大きな動力で動いているものには防音ガラスを利用した方が確実です。
防音ガラスにもいくつかの種類がありますが、3mmのガラス2枚の間に防音フィルムを挟み熱で圧着したものを合わせガラスの防音ガラスとして一般的です。
ガラスの厚みを6mmガラス2枚にすることで更に防音効果がアップするので、確実な防音効果を期待するのであれば6mmガラス2枚の防音ガラスが良いと思います。
6mmガラス2枚と言うと、複層ガラスと同じでは?と思う方もいますが、複層ガラスというのは防音ガラスとは違います。
防音ガラスはガラスの間に音を吸収するフィルムがあるものです。
複層ガラスはガラスの間が空気だったりガスだったりしますが、車の重低音のような音は通しやすい性質があります。
複層ガラスでも間が真空になっているものは、車の重低音も防ぐことが出来るのでフィルムの防音ガラスと同様な効果を期待できます。
ただし、真空ガラスというのは技術的に難しく、ガラスメーカーでも10年保証までしている場合が多いです。
フィルムを挟んでいる防音ガラスの方が永久的に利用出来るので、防音ガラスとしてはフィルムの防音ガラスがオススメです。
二重サッシで防音で快適な生活
住宅の騒音というのは、日当たりで悩むことや部屋の寒さ暑さで悩むことよりも大きな問題だと思います。
特に騒音問題で多いケースとして、住宅を購入するときに見学したときには騒音が気にならなかったのに、実際に住んで生活をしてみると騒音が気になる場合があります。
住宅を購入するときには、周りに色々な人がいるので落ち着いて生活音を確かめることが難しい場合が多いです。
騒音が多い部屋で暮らし続けると、睡眠の質に悪影響を与えて健康によくありません。
幹線道路沿いや電車沿いの住宅に住んでいる方で、悩んでいる方は二重サッシにすることはもちろんですが、防音ガラスにすることで快適な生活が出来るようになると思いますよ。